石川恭子
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3つの区立保育園を廃止 民間保育園に移行 日本共産党区議団は反対
 
            3つの区立保育園を廃止 民間保育園に移行       
       
            ……… 日本共産党区議団は反対 ………

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  11月議会に、公設民営の中目黒保育園と目黒保育園、区立東山保育園を廃止する条例が提出されました。3つの区立保育園をなくし、民間の保育園に移行するというもの。日本共産党区議団は、犲治体の公的責任を後退させるもの瓩箸靴鴇鯲磴鉾紳个靴泙靴拭
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  【50%を超える人が区立保育園を望む】    
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 2018年東京都の調査では、都民が希望する保育サービスは、区立保育園が52%で、私立保育園の39%を大きく上回りました。
 目黒の区立保育園は、区民と保育関係者の運動によって、産休明け保育、障害児保育、延長保育、添加物を使用しない給食など、全国にも誇れる先進的な保育を築いてきました。行政も住民の要望に応え、共に取り組んできました。
 また、区立保育園は、近所の八百屋・魚屋さんなどから食材を購入するなど地域を支える役割も担ってきました。さらに、保育園に入園していない地域の子ども達への子育て支援(育児相談や保育園の行事への参加など)の場としても役割を積極的に担ってきました。
 近年、台風などの自然災害が地域に被害をもたらしている中、区立保育園は、地域の避難所としての役割も担っています。

  【問われる保育の質】
 保育園は、保護者の就労を保障する場であると同時に、子どもの成長発達を保障する役割を担っています。この重要な役割を負っているのが保育士です。経験を積んだ保育士を安定的に確保することが、子ども達の保育の質に大きく影響します。しかし、待機児解消のもとで現在、規制緩和が進み、様々な形の民間保育園が急速に増え、そこで働く保育士の賃金は低く(全産業で働く労働者と比べ月額10万円低い)さらに、長時間労働や過重労働が重なり、保育士が集まらない、保育士が定着しないなどの深刻な事態が各地で広がっています。全国では、子どもが死亡する悲痛な事故が起きています。
 区内では、1年間で全職員が交代した園や、職員が足りない中で保育が行われていた園などありました。
 区立保育園の保育士は、民間保育園と比べ公務員で安定し、厚生労働省の調査では、区立保育園の保育士の在職年数14年以上は40.4%、ところが民間では20.2%と半減します。

  【子どもの保育を経費削減の対象にするな】
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 日本は、OECD参加国の中でも、子どもの保育や教育に税金を最も投入していない国です。国は、保育園のための負担金をなくし「一般財源」に丸め込んでしまったために、区立保育園の整備費や運営費などは、自治体が財政負担を負わなければならなくなりました。
その結果、全国では、公立保育が減少しました。
 さらに目黒区では、福祉系職員が多いからといって保育士を減らし人件費を抑制し、「区有施設見直し計画」のもとで民営化を進めてきました。
 目黒区は、国や東京都に対して、区立保育園の増設や運営に対し補助を行うよう強く働きかけるべきです。全ての民間保育園を否定するものではありませんが、営利を目的とした株式会社の保育園が増える中、子どもの最善の利益を掲げる「子ども条例」を持つ区として、区立保育園を堅持すべきです。

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 私は区議会議員になる前、民間保育園で27年間保育士として働いていました。当時も区立保育園の保育士とは賃金格差は歴然としていました。しかし当時は、犖私格差是正瓩箸靴撞詬燭遼槓陲覆匹砲弔い討蓮都の補助がありました。(遠い昔の出来事ですが)
 現在、保育の現場は、保育時間がどんどん長くなり保育士は複雑な勤務態勢です。園庭がない保育園が当たり前となり、遊び場を確保するのも大変な事態で、保育士の加重負担となっています。ところが、賃金は上がるどころか、他産業と比べ格差は拡大。これでは、保育士が不足するのは当たり前です。
 現在、「桜を見る会」が大きな問題になっています。税金を使って自分たちの後援会員などに飲み食いさせる。許せません。税金の使い方を変えれば、区立保育園の財源の確保はできるのです。

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■右側にブロック設置・左側に側溝
     改善できました!

 台風19号は、豪雨の怖ろしさを実感するものでした。区民の方から相談が寄せられました。区道と私道が隣り合わせで段差があり、高い区道から雨が私道に流れ込み、住宅に浸水の恐れが…。早速、担当課に相談。区道に側溝を設け、低い私道に雨が流れないよう境にブロックを設けました。良かった!小さな事でも、相談下さい。


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