石川恭子
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区民の頭上を超低空飛行!羽田空港増便計画
 
         区民の頭上を超低空飛行!羽田空港増便計画
……………………………………………………………………………………………………………………………………………  国は、2020年のオリンピックの対応や「国際競争力の強化」を理由に、羽田の国際便を増やす新計画を明らかにしています。しかしこの計画は、住宅密集地を低空飛行する大変危険な計画です。
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 【海上ルートから市街地へ】
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 この40年あまり羽田を利用する飛行機は、海側から着陸し、海側ヘ離陸していく海上飛行コースをとってきました。
 陸地を飛ぶ場合は、高度約1800メートル以上を原則としてコンビナート上空の飛行も避けてきました。ところが、新たな増便計画は、今までの飛行のあり方を根底から変えるものです。
 新飛行計画は、年間4割を占める南風の時の離着陸コースと、年間6割の北風時の離陸コースがあります。午後3時から午後7時の間44機、1〜2分の間隔で飛行。目黒区は、着陸時の飛行コースの下になります。 板橋区上空あたりから高度を下げ、各区を通過し、目黒区では区民センターや三田上空あたりをスカイツリー(634メートル)よりも低く、品川に入ると東京タワー(333メートル)よりも低くなります。品川の八潮団地では、飛行高度は200メートル。

 【騒音・落下物・ 大気汚染の問題】 市街地の低空飛行には問題点〜音⇒邁縞B腟け染が指摘されています。騒音については、幹線道路の70デシベル、地下鉄の車内80デシベルなどの騒音地域も予想されます。
現在、飛行ルートの下で暮らしている人は、「騒音は、飛行機が過ぎ去った後でも響き、聞こえなくなると次の飛行機がまた来てずっと騒音にさらされる」と話していました。落下物については、飛行機が車輪を出すとき、氷の塊など落下することが指摘されています。昨年、成田空港周辺では、4件の落下物が明らかに。現在海上飛行で落下物が、海に落ちても問題になっていませんが、市街地に落ちたらどうなるか…。先日、パイロットの方から直接お話を聞きましたが、落下物のことを心配していました。命に関わる問題です。

 【多くの区民に知らせ】  現在の海上ルートは、かつて品川区や江戸川区などで、住民の命や暮らしを守ろうと住民や自治体が一緒になって国に対し働きかけ、陸上から海上飛行にさせてきました。それを国は、住民の命より「国際競争力強化」を優先し大きく変えようとするものです。新計画を知った住民の中から反対運動が起こっています。飛行ルートはごく一部地域で関係ないと思っている方もいるかもしれません。しかし飛行ルートは、電車のように線路があるわけでもなく天候などにより変わります。区民の暮らしに関わる重大問題で、この計画を多くの方に知ってもらうことが大切です。
 日本共産党は、国会で住宅密集地の低空飛行の危険を指摘し撤回をするよう、取り上げました。共産党区議団は、住民の皆さんと国交省交渉の参加や、学習会を開催するなどしてきました。住民犠牲の増便計画はやめるべきです。9月の定例区議会で取り上げます。


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      区民の切実な願い 4つの意見書(案)を提出

仝經高齢者医療保険料軽減特例措置の継続を求める意見書(案)
(低所得者に対する保険料の軽減特例措置を継続するために、財政措置を求める意見書)
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介護保険制度の新たな負担増と給付削減の検討について、やめることを求める意見書(案)
(利用料の2割負担の拡大や高額介護負担上限を引き上げなど、さらなる改悪が検討されている。改悪検討をやめるよう求める意見書)

「国民健康保険療養給付負担金および普通調整交付金の軽減措置」について見直しを求める意見書(案)
(国は、子どもの医療費の窓口負担を助成している自治体に対し、負担金を軽減している。ペナルティーともいえる軽減措置をやめるよう求める意見書)

け悒曄璽爐琉汰澗从を急速に講じるよう求める意見書(案)
(視覚障がい者が、安心して駅ホームを歩けるようホームドアの設置など駅ホームの安全対策を講じるよう国に財政支援を求める意見書)
※日本共産党区議団は、国に対する4つの意見書(案)を議会運営員会に提出。全会派賛成で一致すれば本会議に上程され採決します。(採択されれば国に意見書を提出できます)

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