石川恭子
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区政報告ニュース
75歳以上医療費無料 健康づくりへの取り組み《日の出町に学ぶ》
 
       75歳以上医療費無料 健康づくりへの取り組み

             ……………… 《日の出町に学ぶ》 ………………

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………  東京日の出町は自治体独自で、2009年から75歳以上の医療費無料を実施。高齢者からは喜ばれ、5年間経過する中で医療費は年ごとに下がっています。日の出町の取り組みを紹介します。
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 【小さな町の取り組み 早期発見早期治療】
 日の出町は、人口約1万7000人の小さな町。この町で患者負担を重くする国の路線と反対に、医療にかかりやすくする医療費無料の施策を始めました。
 当初「病院がサロン化する」「医療費が高騰する」などの批判があったとのことです。
 しかし、医療費が全国的にも全都的にも増え続ける中で、日の出町は逆に下がりました。町の関係者は「風邪をひいてもすぐに医者にかかり短期間で治り、こじらせることがない」早期発見早期治療の効果を語っています。

 【少なくなる医療費3万円の減】
 後期高齢者医療から75歳以上の人に支払われた医療費は、2010年度1人当たり66万5141円から、12年度には63万4013円になり3万1000円下がりました。[表参照]町が支出する窓口負担は、10年度は1人平均5万2351円から4万6650円になりました。
 医療費無料は、75歳以上同町に3年以上住んでいる人が対象です。町の施策は医療費無料化だけにとどまらず、高齢者が外出しやすくするするための施策も行っています。役所を中心に4路線のルートのバスに、60歳以上の人が無料で利用できるもので、病院やスーパーなどの買い物に多くの人が利用しています。

 【がん医療費も無料】
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 町の取り組みは、75歳以上の取り組みだけではありません。子どもの医療費助成制度は18歳までが無料。さらに、19歳から75歳未満の人を対象にした「がん医療費の助成制度」があり、がん医療費が無料になっています。
 こうした取り組みの中で、健康づくりに町民の目がいくようになり、健康増進によって医療費が抑制されているとのことです。
 75歳以上の医療費無料化を実施した当初、共産党目黒区議団は日の出町を視察しました。町の職員が、医療費の無料化をはじめ、健康づくりのための施策を生き生き語っていたのが印象的でした。今後町は70歳以上に無料制度を拡充検討するとのことです。かつて共産党目黒区議団は、高齢者の医療費助成や高齢者の入院費の半額助成を提案しましたが否決されてしまいました。
 今年4月から70歳になった人は、医療費窓口負担が1割から2割になりました。多くの人から大変だの声を聴きます。こうした状況の中だからこそ、日の出町の取り組みが目黒でも求められています。

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      安心して産むこともできない?
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 認可保育園に入れない待機児問題は深刻です。働きたくても働けない日本の子育て支援の貧弱さを感じる日々ですが、さらに安心して子どもを産むこともできない状況が…。産科が減り、妊娠したらすぐに病院に予約を入れなければ出産できない事態が広がっているそうです。(まるで保育園の状況そっくり)
 全国的に産科の医師不足、産科の閉鎖。目黒区でも、今年春大橋の東邦病院の産科が閉鎖しました。区内で出産ができるところは3カ所に。猜欒茘甅倏コ茘瓩慮斥佞並びます。少子化対策、女性の社会参加を言うのであれば、認可保育園の整備や安心して出産できる医療体制を整えることが、国の責任だと思います。私が、結婚・出産した当時より事態が悪くなっているのは、本当におかしい!「ポストの数ほど保育園を」と先輩お母さんたちが取り組んだ運動をまたはじめましょう「ポストの数ほど、認可保育園。出産できる病院を」

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