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実態とかけ離れた待機児童数 新聞報道から明らかになった目黒の状況
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実態とかけ離れた待機児童数
新聞報道から明らかになった目黒の状況
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先月東京新聞は、保育園に入所できない「待機児童」のカウント方法(定義)が、各自治体によって異なる実態を報道しました。その中で目黒区が、東京23区の中で最も厳しい数え方であることがわかりました。
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【待機児を少なく見せる変更】
かつて国は、「待機児童」は認可保育園に入所できないすべての子どもとしていました。ところが2001年、認可保育園に入所できなくても認可外保育園に入所できた場合は「待機児童」から除外してしまいました。国の「待機児童」の定義変更は、認可保育園に希望しても入れない子どもの実態とかけ離れたもので「待機児童」の数を少なく見せるものです。
新聞では、新たな定義は自治体によってばらばらの待機児のカウント方法になっていることを明らかにしました。(東京新聞の表参照)
【最も厳しい目黒区
求職中・育児休業の延長は待機児から除外】
表から23区の中で、目黒区が最も厳しいカウント方法です。区は、求職中の保護者、保育園に入れないため育児休業を延長した保護者、保育園に入れないために仕事を辞めた、保育園に入れないために仕事を辞退したなどのケースは待機児童とみなしません。圧倒的な自治体が、待機児童と認めている中で目黒区の厳しさは際立っています。
区はこの報道を気にしたようで、先日の文教子ども委員会で「待機児童」について区の考え方の報告をしました。待機児のカウント方法は東京都の了承のものだといいます。
しかし、あまりに他の自治体との考え方の違い。保育園に入所できない現状と大きくかけ離れていることに間違いありません。実態をきちんと把握してこそ、待機児解消に向けた保育園整備の計画ができるのではないでしょうか。区は待機児の考え方を早急に見直すことです。目黒区と同様に厳しいカウント方法であった杉並区は、定義の考え方を改めその結果、待機児童数は増えたとのことです。
【定義を元に戻し】
私は、自治体によって定義が違うことを初めて知り驚きました。周辺の自治体の担当者にも電話で話を伺いましたが、どこでも23区の状況の異なりに驚いていました。改めて、国の改定した定義の曖昧さに怒りを感じました。あいまいな数字の下での待機児解消計画は無責任の何物でもありません。圧倒的な保護者は、認可保育園の入所を希望しています。国は、「待機児童」の定義を元に戻すべきです。そして認可保育園の増設を推し進めるために整備に見合う予算をつけることです。
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駅で会った、ただただメールのお母さん
駅のホームで電車を待っていると、2歳くらいの子連れのお母さんが目の前に。ずーっとメール打ちっぱなし。子どもは電車がホームに入ると、自ら後ろにさがり立派な行動。しかしお母さん、ただただメール。電車に乗るときも、乗ってからもただただメール。子どもが泣き、そこで抱っこ。しかし、それでもメール。電車を降りるときもメール。ただただその姿を見て怒り心頭の私、疲れました。
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新年度の委員会体制です。
●企画総務委員会…岩崎議員
●生活福祉委員会…石川議員
●都市環境委員会…森議員
●文教・子ども委員会…星見議員
●議会運営委員会…岩崎議員
●区有施設等調査特別委員会…森議員
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