石川恭子
区政報告ニュース プロフィール 私の公約 私の議会活動 ご意見はこちら
TOP
BACK
区政報告ニュース
施設入居者の重度化 5カ月で職員4人の退職 厳しい特養ホームの実態
 
    施設入居者の重度化 5カ月で職員4人の退職

                        ……… 厳しい特養ホームの実態 ………

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  低賃金と人手不足。福祉の現場はどこも大変な事態です。私は、9月議会で特別養護老人ホーム(特養ホーム)の問題を取り上げました。その内容を紹介します。
……………………………………………………………………………………………………………………………………………
image
 【会話をする時間もない】
 目黒区内には、3つの区立特養ホームと、3つの私立特養ホームがあります。施設への入所は、介護認定・要介護1の人から対象となりますが、重度の要介護4、5の人が優先に入っています。その結果、施設入居者の重度化が進んでいます。
 経菅(けいかん)栄養(チューブで直接胃に栄養を送るなど)の方もおり、職員は食事・排泄・着替え・入浴など全介助で多くの時間がとられます。
 この夏、熱中症で倒れ在宅で過ごすことのできない高齢者が何人も緊急入所。 職員の悩みは、高齢者との関わりや会話をゆっくりとる時間がないことです。現在、施設に入れない待機者は1000人。

 【「賃金が安い」がトップ】
 福祉の現場は他の産業と比較して、賃金が安く、重労働、さらに体をこわすなどあり、離職率は大変高くなっています。
 区立特養ホームのあるワンフロアーでは、5カ月間で4人が退職しました。
 職員が退職すれば、新人が入ります。新人は、3日間の研修で、即48人の高齢者に対応しなければなりませんが、個性も人格も介護の状況も異なる人への対応は大変な仕事です。
 人が足りない中では休暇もままならず、ある職員の有給取得数は、年2日。
 介護・福祉労働者のアンケート調査では、仕事を辞めたい理由のトップは「賃金が安い」、次が「忙しすぎる」!

 【 国の期間限定の交付金】
 国は、低賃金と厳しい労働条件に働く介護職員の実態が明らかになる中で、職員の待遇改善のため介護報酬を3%引き上げ、「介護職員処遇改善交付金」を各施設に支給。交付金は、現場の職員にわずかながらも賃金に加算(5千円から1万円)されました。しかし、期間限定で来年度末にはストップします。
 私は、職員の労働条件を守るためにも、職場で安定した仕事をするためにも、「区として、国の処遇交付金を引き続き支給するように働きかけること」「国が支給しない場合は、区として保障すること」を提案しました。
 区は「特別区長会として国に要望していくが、区として施設に援助はできない」と答弁。

 【区立特養ホームを支えてこそ…】
 そもそも施設が足りない問題も、介護現場で働く職員の低賃金も、国の介護保険制度にあります。
 国は、2000年に介護保険を導入する下で、国庫負担をどんどん引き下げ、その負担を国民に押しつけてきたのです。国の責任は厳しく追及されなければなりませんが、目黒区としても、困難ケース高齢者や緊急高齢者を受け入れ、大きな役割を果たしている区立の特養ホームの職員を援助し、支えていくべきではないでしょうか。

+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…

   なぜ反対?児童福祉司の増員に

 子どもへの虐待は年間4万件にも達し、大きな社会問題に。虐待をはじめ、子どもに関する相談は、児童相談所が担当しています。児童相談所は全国で201カ所で、児童福祉司など中心となって対応。欧米と比べても児童福祉司は少なく、東京では、人口7万人に1人の割合。日本共産党区議団は、9月議会で、児童福祉司を増員するよう国に対する意見書を提案!ところが、自民・民主・公明党など反対し、意見書提出には至りませんでした。なぜ反対するのか?子どものおかれている現状を見ればまったく理解できません。

+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…+…

image
image


ページのトップ インデックスに戻る