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年金から住民税を天引き えー！ 10月から開始
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年金から住民税を天引き えー！ １０月から開始
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年金から住民税が天引きされる制度が１０月から始まります。開始を前に、すでに区役所から通知が送られていますが、天引きを知った年金生活者からは怒りの声がおこっています。
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【有無を言わさず天引き】
住民税天引きの対象となるのは、個人住民税を納税する65歳以上の公的年金受給者。これまで住民税は、年４回にわけて、役所や銀行に出向いて納める方法（普通徴収）がとられていました。しかし、今月１０月から支給される年金から勝手に天引き（特別徴収）されることになります。
今年度は、１０月、１２月、２月となります。２０１０年からは６回天引きされます。
【事務の効率化というけれど…】
年金からの天引きは、すでに２０００年からの介護保険料、２００８年の後期高齢者医療の保険料、国民健康保険料が天引きされました。（後期高齢者・国民健康保険はその後「選択制」に修正されました）
政府は、住民税天引きについて、「金融機関等に行く必要がなくなり、市区町村においても事務の効率化が見込まれる」などと説明。高齢者の都合よりも、役所の都合による一方的な押しつけを正当化しています。
【年金は生活費そのもの】
天引きの導入は、２００８年４月、自民・公明党の与党が衆院本会議で３分の２の再議決を使って強行したものです。ガソリン税などの暫定税率を復活させ１０年間延長する法案と一緒に、地方税法を改定しました。日本共産党は、反対しましたが、民主党、社民党、国民新党は本会議を欠席・退席しました。
年金者にとって、年金は生活費そのもの。介護保険料、後期高齢者保険料に続き、住民税まで天引きするとは、あまりにも安易です。
住民税の天引きについては、強制をやめ各人の希望で普通徴収に変更できるようにすべきです。 …………………………………………………………………………………………
★問い合わせ…税務課 電話(５７２２)９８２０
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