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侵略戦争を美化する教科書ノー!教育委員会で審議 ……19日教育委員会……
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侵略戦争を美化する教科書ノー!教育委員会で審議◆19日教育委員会◆
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目黒区教育委員会では、来年度から公立中学校で使用する教科書の採択を行っていますが、19日には、社会「歴史」と「公民」の教科書の絞り込みが行われました。
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【「つくる会」の教科書「客観性が少ない」「世界との共通点が少ない」の声】
侵略戦争と植民地支配を美化した「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書を採用してはならないと、30人近くの人が傍聴する中で、5人の委員によって審議されました。委員の中から「つくる会」の歴史教科書に対して、「世界との共通点が少ない」「他と比べると客観性が少ない」「歴史の学び方の中に、子どもに分かりにくい表現がある」などの指摘が出されました。
「歴史」「公民」とも8社から3社に絞られ、3社の中には「つくる会」の教科書は、入りませんでした。
後日、7月26日、あるいは8月2日に1社の教科書に決定します。
【栃木・大田原市が「つくる会」教科書採択 全国から抗議殺到】
栃木県大田原市では、市区町村で初めて「つくる会」教科書を採択しました。
採択の期限が十分あるにもかかわらず、委員が全員そろわない中で決定し、県内外から撤回や採択やり直しの抗議が起こっています。 こうした事態に対し、中国や韓国からも批判の声があがっています。
【採択反対の運動さらに大きく】
「つくる会」教科書採択は、日の丸・君が代の強制、小泉靖国参拝、憲法改悪の動きなど、こうした流れの一連の中にあります。
都立初の中高一貫教育の白鳳高校では、「つくる会」の教科書が採択され、今年の中学校の1年生から使用しています。06年度に新たに中高一貫校となる都立大付属高校でも、「つくる会」教科書が採択されるおそれがあります。
事実を歪曲し侵略戦争を美化する教科書は、絶対許さない運動をさらに大きく広げていきましょう。
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◆お知らせ◆ 8月18日(第3木曜日)の法律相談はお休みします。
保健・医療・福祉連携の施設保健福祉サービスセンターを視察
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 長野県・茅野市 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
……………………………………………………………………………………………………………………… 前号に続き、共産党区議団の視察報告です。
長野県茅野市(人口約5万6000人)は、地域福祉計画に基づいて市内に5カ所の保健福祉サービスセンターを設けており、保健・福祉・医療の連携の施設となっています。その一つ、西部保健福祉サービスセンターに伺いました。
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センターでは、子どもからお年寄りのことまで、保健福祉のあらゆる相談ができ、相談から申請が一つの窓口で行うことが出来ます。 介護保険制度の申請から、ケアプランの作成、サービスの提供も対応します。
センターは、デイサービスの通所施設、医療施設、地域福祉推進の三つのスペースに分かれ、医療施設では、入院施設はありませんが常時2人の医師が常駐し、内科・外科・整形外科の科目をもち、CT室などの設備もあり、外来に加えてさらに寝たきりや介護の必要な人の訪問診察が行われています。
地域福祉推進のスペースでは、市民やボランティアが交流できる場も設置され、研修や学習が行われているとのことでした。
【センターは住民の身近な相談の場】
西部サービスセンターが管轄する地域は、人口約1万4700人、5200あまりの世帯です。
夜間は携帯電話での対応も行っており、東京とは異なり医師が少ない下でのセンターの医療施設の役割は大きいものです。福祉と医療の施設が一緒になっているので、診察をした中で福祉の対応が必要であればすぐに連絡し合うことが出来るなど連携の重要性が話されました。
目黒区は人口約25万人に対し、五つの地区・保健福祉サービス事務所がありますが、人口の割合から見ても茅野のセンターが、住民に対しきめ細かに対応していることが分かります。
目黒区では、地域福祉計画・保健医療計画・介護保険事業計画の改定が行われていますが、茅野の先進例を学び、地域福祉の推進と福祉コミュニティの形成をどのように図っていくか問われています。
…………………………………………◆国会会期中に思うこと◆…………………………………………
先週の区政ニュースを作った翌日に、障害者に大きな負担を強いる「自立支援法」が、自民・公明党の賛成多数で衆議院を通りました。その前には、サービスを削減し利用料を増やす、〝介護保険改悪法〟が可決されました。現在参議院では、全国一律のサービスを崩壊する「郵政民営化法案」の審議が行われています。私たちの暮らしや生活を脅かす悪法が、どんどんと国会を通っていこうとしています。その次には、大増税、憲法改悪計画…。ある外国人の方が、「どうして日本人は怒らないのか」と言っていたそうですが、私も同感。「人間として豊かに安心して暮らしたい」これは、当然の願いです。これを脅かす者に対して、今こそ怒りの声をあげていくときだと、痛切に思う今日この頃です。
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