議会質問

2025年9月24日 斉藤優子議員 令和7年決算特別委員会 都市整備費

2025年9月24日 令和7年決算特別委員会 都市整備費 斉藤優子議員

264ページの公衆便所費について2点、256ページの交通安全対策費、放置自転車対策費について2点伺います。

1 公衆便所

(1)自由が丘駅公衆便所のサニタリーボックス

まず公衆便所費についてですけれども、まず1点目、自由が丘駅の公衆トイレの女子トイレに、個室にサニタリーボックスが設置されていないことについて伺います。

自由が丘駅の女子トイレについて、区民から、女子トイレにサニタリーボックスが置いていないという声が我が会派に寄せられました。使用済みの生理用品等は持って帰れということなのか。だからといってトイレに流してしまっては、詰まってしまいます。サニタリーボックスが設置されていない理由について伺います。

(2)トイレの男女格差

2点目、区立公衆便所20か所の維持管理費及び施設修繕費等で、主に自由が丘駅公衆便所改修工事のトイレの男女の格差について伺います。

今年6月に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針で、女性トイレの利用環境の改善が明記されました。7月、関係府省連絡会議が初めて開催され、近く国土交通省が有識者会議を発足させ、その後、先進事例の普及や設置基準数のガイドライン策定を進め、国でさえも、女性用トイレに係る行列の問題の改善に向けてようやく本腰を入れて、検討をスタートさせました。

改善された公衆トイレは、修繕前と比べて、その数を比較してみますと、改修前は男子トイレについては個室と小便器合わせて8、女子トイレは個室5ですが、女性トイレに比べて男性トイレは1.6倍でした。改修後は、男子トイレは個室2、小便器4の計6、女子トイレは個室4で、倍率は1.5倍に縮小はされたものの、依然として男女のトイレ数は同数になっていません。

自由が丘駅公衆便所改修工事ではどのように対応したのか伺います。

2 駐輪場の運営

次に、駐輪場等の運営について伺います。

(1)学芸大学駅西口第二駐輪場の放置自転車

1点目、学芸大学駅西口第二駐輪場を週6利用している私の友人は、一時利用していた際に、置きっ放しにしているバイクや自転車は、一定期間経過した際には撤去するという案内が貼られているにもかかわらず一向に撤去されないことについて、職員やアンケートにも答え、改善を求めてきましたが、一向に改善されてこなかったということです。

また、本来駐輪するところではないガードにチェーンをかけてとめているために、奥のほうの駐輪場に入る入り口が塞がれて、なかなか自転車をとめにくいといった苦情を駐輪場にいる職員に何度も言ったりアンケートにも書きましたが、全く改善されなかったということで、私のところに相談がありました。

なぜ区に報告されていなかったのか伺います。

(2)学芸大学駅東口駐輪場の定期利用

2点目、駐輪場の定期利用について伺います。

人気のある駐輪場は、定期利用の申込みについてもキャンセル待ちが多いです。私の友人は、学芸大学駅東口駐輪場の定期利用を1年ぐらいキャンセル待ちをしていました。やっと定期利用が当たったという連絡が届き、手続をしようとしたところ、当選は間違いですと連絡が来まして、キャンセルされそうになったということです。それはおかしいと伝えたところ、定期利用を使えるようになったということですけれども、今度は、駐輪場がいっぱいでとめられず、しかも、ほかのラックにも、とめられていない自転車が二、三十台あったということです。さらに、駐輪場のラックの間隔が狭いために、大型の自転車が隣にあると、自転車を出すときにこすられて、3か月で自転車が傷だらけになってしまったということです。無理に引っ張らないと抜けないために、定期利用者同士の前かごの破損が発生していると言います。

このような状況について、指定管理運営評価には指摘はありませんでしたが、どうしてこのような状況が発生したのかについて伺います。

また、定期利用は、駐輪場を使用していてもしなくても料金をもらっているため、自転車があってもなくてもきちんととめられる状況をつくらなければならないと思います。ラックにとめる場所がないという状況を繰り返さないための取組について伺います。

以上です。

再質問

公衆便所費について再質問したいと思います。

サニタリーボックスの設置

サニタリーボックスの設置については様々な経緯があるということでしたけれども、特に駅の敷地内にあり、外から誰でも利用できる目黒区立自由が丘駅公衆便所にはサニタリーボックスがないことで、サニタリーボックスがあると思って、トイレを利用した人が、持ち帰ることもできず、使用済みの生理用品を置いていくケースもあるようです。使用済みの生理用品だけ捨てられる、手をかざすだけで小さな扉が開閉するサニタリーボックスもあります。衛生面を考えても設置するべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。

トイレの男女格差の見直し

2点目の再質問です。

政府の設置基準数のガイドラインが策定されるきっかけとなったのは、現在959か所以上の公共トイレなどの男女格差を調べている目黒区民の方の調査です。トイレの男女格差を調べた第一人者、専門家とも言っていい方です。2022年7月に、とある用事で岡山県にある倉敷駅の女性トイレを利用しようとしたら、外まで行列が並んでいて、6人待って、やっと事なきを得たことがきっかけで、駅の男女のトイレ数を数えたら、男性に比べ女性のトイレが少ないから行列ができるんだと直感的に分かったとのこと。

それ以来、駅のトイレを中心に入り口に貼られた案内図をスマホで撮影し、Xに投稿をしていたそうです。2023年に初めて新聞に取り上げられて、2024年からは全国紙のデジタル版や紙面にも多く特集が組まれました。トイレに並ぶのは当たり前だと思っていて、声を上げられてこなかった多くの女性から大きな反響が寄せられました。国会でも何度も質問をされています。

現在、男女のトイレの面積が同じでも、専門家である区民の調査によれば、男性用のトイレは小便器を合わせて便器数を数えると、男性用のトイレは女性用トイレに比べて、全国平均すると1.7倍多いことが分かりました。女性用トイレは個室のため、男性用よりも数が少なく、利用時間が長い傾向にあります。衣類の上げ下げする時間や、生理用ナプキンの交換なども時間がかかる、冬場はコートを脱いだりする時間も必要ですし、どうしても男性に比べてトイレの時間が長くなります。

朝日新聞の調査によりますと、「女性トイレの行列を考える」という特集の中で、アンケート欄には、自分自身、またはパートナーや家族が、また公共トイレの行列で10分以上並んだという経験はありますかという設問に、全部で1,705の回答のうち、「ある」と答えたのが1,599、公共トイレに長い列ができることで、利用を諦めたことがあるかという設問に「はい」と答えたのが1,556回答ありました。

男性はトイレに並んでいても、用を足すに至るまで10分以上並んだという経験はほとんどないのではないでしょうか。また、公共トイレを発注する側も男性が多く、男女の格差が改善されてきませんでした。

そのほか、男女の格差に加えて、乳幼児とはいえ、おむつ替えが他人の人に丸見えというのはちょっとという声もあり、渋谷駅ではおむつを替えるスペースにカーテンがついてるところもできたという報告がありました。

また、駅などのトイレにある荷物かけのフックは位置が高過ぎて、背伸びをしないとかけられないとか、便座の後ろに置ける棚が位置が高過ぎて荷物を置きづらいなど、まだまだ女性が使うことに配慮なされてないというトイレもたくさんあります。

女性への人権に関わってくる問題です。公園公衆トイレの改修がある際には、「目黒区男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例」にのっとり、国もやっとガイドライン策定に向けて進んでいることを踏まえて、すぐに見直していくべきではないか伺います。

以上です。

出典:目黒区議会会議録 / 議会中継(録画)

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