2026年3月17日 令和8年予算特別委員会 環境清掃費 松嶋祐一郎議員
気候危機対策と住民参加の強化
私からは、277ページ予算書の地球温暖化対策の推進で伺います。
気候危機対策と住民参加の強化についてです。
区は、昨年9月の本会議で、気候区民会議について、他自治体の設置状況や成果、課題を情報収集し、必要性を判断していくと我が会派の一般質問で答弁がありました。しかし、新年度の予算を見ても、区民参加の新たな仕組みを具体化する前進は見えません。
一方、他の自治体では前進が始まっています。杉並区では全6回の気候区民会議を実施し、区は意見提案の全項目について対応を検討して公表をしています。つくば市では提言実現に向けたロードマップを作成して、世田谷区でも市民会議の提言をロードマップの施策実施に活用するとしています。
気候区民会議は、無作為抽出で選ばれた住民が専門家の情報提供を受けながら熟議し、政策提言を行う仕組みであり、単なる意見聴取ではなくて、実行計画やロードマップの改定、点検、住民の意思と生活実感を反映させるものです。
そこで、3問伺います。
(1)気候区民会議の調査研究の状況
昨年9月の答弁以降、区は気候区民会議について、どの自治体の事例をどのように調査研究してきたのか伺います。
(2)地域協議会と気候区民会議の違い
2問目です。
区の地球温暖化対策地域協議会と無作為抽出型の気候区民会議は、目的も役割も異なると考えますが、区の認識を伺います。
(3)熟議型の住民参加の場の設置
3問目、2023年に改定された環境基本計画やロードマップの改定、点検に結びつく形で気候区民会議、またはそれに準ずる熟議型の住民参加の場を設けるべきだと考えますが、見解を伺います。
以上です。
再質問:令和8年度中の具体化
今御答弁いただきまして、気候区民会議と区の地球温暖化対策地域協議会、目的が違うんじゃないですかという質問をしたんですが、同じという話がありました。やっぱりこの気候区民会議は私は違うと思っていて、様々な住民が専門的知見を学びながら熟議をし、政策提言をして、それに行政が責任を持って応答するという仕組みなんですね。これは住民自治とか民主主義を発展させる大変有意義なものだと私は思っています。目黒区の基本構想、基本計画見ても、区民と区が共に力を出し合い、連携協力する区政の推進ということで掲げておりまして、より多くの機会や手段を通じて、区民が区政に参画できる環境を整えるとしています。ですから、ぜひこの令和8年度中に気候区民会議、またはそれに準じる無作為抽出型の熟議の場を具体化して、提案の全項目に目黒区が応答するという仕組みを設けるべきだと考えますが、見解を伺います。
以上です。
再々質問:既存の枠組みとの違いの認識
今御答弁いただいたんですけども、やはり気候区民会議は既存の枠組みとは違うんだという話をしているんですが、地域協議会とか、エコプラザの事例とか、東急バスのそういう事例のお話で、今ある既存の仕組みで工夫しているという話なんですが、全く違って、新しい熟議型の参加の仕組みをつくるべきだっていうことを私は聞いているんですね。
だから、住民自治、住民参加、民主主義、こういう大きいところでやはりこの目黒区の基本構想、基本計画の方向性そのものがこの気候区民会議だと、そういう位置づけでやるべきじゃないかということで聞いているんです。コストもかかるというようなお話もありましたけども、他の自治体やられていますから、目黒区で、そこは具体的に何が障壁となっているのかということもしっかり検討してもらいたいです。
やはり、この無作為抽出で選ばれた住民が学び熟議する気候区民会議は、参加の仕組みも、政策形成上の役割も異なっておりますので、その既存の地域協議会とは、この違いをやはりどういうふうに区としては認識されているのかという部分についてもう一回お答えください。
以上です。