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■大橋ジャンクションの「天空庭園」を考える
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東京新聞5月15日付「発言」欄で、区内在住の17歳高校生の投書が載っていました。大橋ジャンクションの「天空庭園」についての投書です。抜粋します。
「少し前、僕が住む目黒区の首都高速3号渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクション(JCT)に、天空庭園を核とした新たな施設が完成しました。
目黒区は区庁舎を新しく建て替えたころから財政難に苦しんできました。今回の事業は本来、首都高速の会社がやるべきものだと思うのですが、目黒区がやりました。どこにそんなお金があったのでしょうか。(中略)
大橋JCTが新たに整備され、外から高速道路で目黒に来る人には便利かもしれませんが、僕は何か割り切れない気持ちです」
的を射た内容で、高校生ながらその分析力に感嘆します。
工事費に10億8千万円、首都高が事実上、負担したが…
大橋JCTは当時の首都高速公団が建設を決め、首都高速株式会社に引き継がれたものです。また、そのとき、首都高はJCT周りの沿道緑化対策を行うと言明し、公園を目黒区が区立公園として設置する代わりに、首都高が設置分の工事費などを負担するという取り決めをしました。
結局、工事費は約10億8千万円で、その分が首都高から区に支払われ、基金に積み立てられました。
しかし、今後、天空庭園の維持費がかかってきます。区は年間、2千万円から2千500万円程度の維持費がかかると見込んでいます。もちろん、区民の税金で維持していかなければなりません。
維持費含め首都高に負担させるべきだが、区はそこまで交渉せず
高校生の投書のように、日本共産党区議団は、そもそも大橋JCTについては、東京都と首都高速が設置を決めたものであり、それに付随する緑化対策は、工事費も維持費も首都高が出すべきだと主張し続けてきました。私も区議会の場でそのことを主張してきました。
ところが、目黒区は「維持費まで首都高にお願いするつもりはない」と首都高への費用ねん出を部分的なものに終わらせてしまいました。そのため、天空庭園の維持費は区民の税金でまかなざるをえなくなったのです。私たちは、こういった経過を踏まえ、天空庭園の整備には反対しました。
夏場は植木などへの散水が必要
その後、区民の方から、「夏場に向けて、天空庭園にかかる散水の費用がかさむのではないか。たとえば、目黒川の水などを活用できないのか」とのご意見をいただきました。
区に問い合わせたところ、天空庭園の植木への散水は、ほとんどが水道水だとのこと。雨水の利用もありますが、それはほんの部分的な利用にとどまっています。
目黒川の活用については、「最近、目黒川の悪臭もあり、川の水を使うことは難しい」との回答でした。散水にかかる年間費用は約110万円です。
この件に関しては、区から話を聞いた感想として、雨水の利用が不十分なことがあげられます。もう少し、再開発ビルやそれに付随する区有施設などについては、環境対策を優先した維持管理の方法を考えるべきだと思いました。
私たちは、緑化対策としての公園を否定するものではありません。しかし、天空庭園が観光地として取り上げられているように、青木区長が周辺住民の緑化対策への要望を逆手に取り、目黒区の目玉スポットとして売り出したいという思惑があったことは確かです。
天空庭園の維持費を抑えるための必要な手立てについて、私たちも研究していきます。
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