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認可保育園の増設・孤立防止対策の前進 その一方、JR跡地の売却・基金(貯金)優先
新年度予算原案
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認可保育園の増設・孤立防止対策の前進
その一方、JR跡地の売却・基金(貯金)優先
………… 新年度予算原案 …………
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区は16日、2015年度の予算原案を発表。区民の皆さんと取り組み、実現し盛り込まれたものがある一方、JR跡地の売却など問題が指摘されます。
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【増える区税収入、優先する貯金】
新年度予算原案は、歳入では区税収入は、区民税・たばこ税を合わせ今年度より約3億3200万円(0.8%)増え約406億円となりました。さらに、地方消費税交付金も約13億7300万円(38.5%)増の約49億4千万円となっています。区は税収が伸びる中で、積立金(貯金)を取り崩すことなく予算原案を作成しました。
また、財政調整基金(貯金)は、2013年度末には約59億円が、2014年度末には約100億円、そして原案では2015年度末には約120億円まで積み増すものとなっています。
区民サービスの切り下げや施設使用料の値上げなど、緊急財政対策で区民に犠牲を強いながら、基金(貯金)積み立て優先のやり方は許せません。
【区民の皆さんと実現】
予算原案には、区民の皆さんと運動する中で、実現したものが盛り込まれました。
●待機児解消に向けた対策として、私立認可保育園3園の開設、区立保育園の定員弾力化。●高齢者の孤立死防止化の対策強化として、非常通報システムが75歳以上の日中独居に拡大。配食サービスを75歳から拡大。●介護の充実対策として、認知症グループホームを5ユニット、小規模多機能居宅介護事業所1カ所などの整備、所得が低い人への介護保険利用料の負担軽減の継続。●短縮した図書館利用時間(洗足・緑ヶ丘・中目黒図書館)の復活。●平和記念事業の充実、戦後70年・平和都市宣言30年として広島派遣事業の参加者の増●給食の放射能検査を引き続き実施●区営住宅の低浴槽への取り換え・エレベーターの設置など
【新たな負担とJR跡地の売却】
その一方、予算原案はさらに区民負担を押し付ける内容に。学童保育クラブの保育料の値上げ、図書館や老人いこいの家など経費削減のための民間委託の拡大です。
区は、特養ホームの増設や認可保育園の増設にあたっては土地の確保が大変だといい続けてきました。ところが、区・都がそれぞれ32億円で購入した8500屬裡複卆彙呂鬘横群円で売却するというもの。売却はやめ、区民のために活用すべきです。
自治体の一番の役割は、区民の暮らしを守り福祉を増進すること。区民の暮らしを支える予算にすべきです。
予算原案への復活要望を提出しました。
主な内容は次のとおりです
…………【日本共産党区議団】…………
1、民間木造住宅の耐震診断助成については、2分の1補助を全額助成へと戻すとともに、災害危険地域や高齢者、障がい者世帯の木造住宅耐震改修工事費の助成額を引き上げること。
2、待機児を一刻も早く解消するために、認可保育所の増設計画を拡充すること。
3、子育て世代にかかる家計への負担を考慮し、学童保育クラブの保育料の値上げをやめること。
4、緊急財政対策で切り下げられた高齢者、障がい者の紙おむつ代支給をもとに戻すこと。
5、介護保険特別会計の予算原案は、介護給付等準備基金を当初から大きく積み立てるなど、介護保険料を大幅に引き上げることを前提とした内容になっている。低所得者対策など国の施策ではまだ不透明になっている部分への対応については、一般会計からの繰り入れなどで対応し、大幅な介護保険料の引き上げ計画は止めること。
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区議団からのお知らせ
◆日本共産党区議団は、介護保険料引き下げ署名に取り組んでいます。署名に協力くださったみなさん、ありがとう!引き続き取り組んでいます。
◆区議団手作りの介護保険パンフを作成。介護保険の改定で、「介護はよくなるのか」「区議団の提案」など…わかりやすく(?)なっています。ぜひ活用ください!
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