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目黒区・新年度予算原案を発表 サービス削減・負担増の財源確保策
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目黒区・新年度予算原案を発表
サービス削減・負担増の財源確保策
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目黒区は7日、新年度予算原案を発表しました。
一般会計は、歳入歳出839億円5千万円、前年度比5.1%マイナスとなっています。区税収入では、区民税が減る一方たばこ税5億円の増収を見込み、前年度比1.4%の増。財源対策のために基金(貯金)39億円を繰り入れ、20億円を財政調整基金に積立、19億円の基金を財源対策のために使うというものです。
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【区議団の要望実り
災害備蓄品の拡充・ 生活リズムセンサーの設置】
予算原案の中には共産党区議団が要求していた項目も入りました。
災害時用の備蓄食料が1日分から3日分に、さらに区立保育園の備蓄食料も1日から3日分に拡充されました。 また、高齢者の孤立死を防止するための(安否確認センサー)生活リズムセンサーの設置予算が計上されました。
区議団が長年要求し実現した介護保険・低所得者利用者に対する負担軽減策(訪問介護など予防給付10事業・介護給付13事業で、自己負担10%を5%に軽減)を、継続することができました。
他の自治体では、廃止されているところが多い中、継続は重要です。中小企業経営安定資金特別融資の利子補給も継続されました。
その一方、地震対策を口実に大型再開発になりかねない、都の事業「木蜜地域不燃化10年プロジェクト」が盛り込まれました。
【使用料の値上げ補助金の削減など区民負担が…】
予算原案は、財政が厳しいことを口実に、緊急財政対策185億円の区民サービスの削減を前提としています。その内容は、地震学習館の廃止2800万円、
中小企業融資の見直し610万円、中目黒高齢者在宅サービスセンター(デイサービス)の廃止4500万円、奨学資金貸付対象者の減1000万円、中堅ファミリー世帯住み替え家賃助成新規募集の休止1100万円、社会教育事業の見直し(非常勤職員の減など)2400万円など、合わせて3億円の削減となっています。
さらに、住区会議室や中小企業センター、社会教育会館などの使用料の値上げや、学童保育クラブや、保育園、幼稚園の保育料の値上げなどによって、2億6000万円の財源確保を明らかにしています。区民サービスの切り下げと、負担増によって財源確保を行うものです。
耐震化の強化など 区議団・復活要望を提出
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11日共産党区議団は、予算原案に対する復活要望を提出しました。その内容は以下のとおりです。
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1.大地震による被害を最小限に抑えるために住宅・建物の耐震化や住宅のリフォームをいっそう促進するために、〔畋そ斬陲梁竸命巴任砲弔い董■科の1補助を全額区の助成に戻すこと。 2013年度予算原案は150棟分1125万円となっているが、あと1125万円程度計上すれば、全額助成できる。⊇斬陬螢侫ーム助成予算を700万円から800万円と引き上げること。
2.認可保育園に入ることができず、高い保育料の認可外保育園に入所している子育て世代の負担軽減をはかるために、現行の「認証保育園等保育料助成」について、助成対象を認可保育園以外のすべての保育施設に子どもを預けている保護者に拡大すること。
★共産党区議団は
区立保育園7園を廃止する「区立保育園の民営化に関する計画素案」に対する意見書を区に提出しました。内容は石川恭子のホームページ・区議団ホームページに掲載。ぜひご覧ください。
ご存知ですか?就学援助制度
お子さんが区立小・中学校に通い、経済的困難家庭に対し学用品費・給食費・修学旅行費などを区が援助する制度です。この制度を受けるには、所得制限など条件があります。
★詳細は学校運営課 (5722)9304
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