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第四特別養護老人ホーム・学童保育クラブの建設中止など 区民の切実な願いバッサリ削る! 実施計画改定素案
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第四特別養護老人ホーム・学童保育クラブの建設中止など
区民の切実な願いバッサリ削る!
……………《実施計画改定素案》……………
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前号でお知らせした区の今後5年間の実施計画改定素案。素案では、実施計画に盛り込まれていた切実な施設整備計画など、ばっさり削られ中止となっています。
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【1000人を超す待機者を放って】
介護の実態は深刻です。しかし、区民の皆さんが切実に待ち望んでいる区立第四特養ホームの建設計画は中止。素案では、新たに2016年に民間事業者を募り2017年に民間特養ホームの建設(120床)を盛り込みました。2018年には開所予定ですが、民間特養ができても老朽化した区立中目黒特養ホームが大規模改修に入るため、中目黒の利用者がいったん新特養に入るので、当初新規利用者はほとんど入所できません。1000人の待機者がさらに増える中で、民間特養を待つのではあまりに遅すぎます。区有地を活用し早急につくることが必要です。
【目黒に住めなくなる…?】
素案では、学童保育クラブの新規建設も中止してしまいました。
地域によっては、学童保育クラブに入れない子どもがいます。保育園児が増える中、子どもの進級が進んでいけば、学童保育クラブが足りなくなるのは目に見えています。区は、足りない保育園の整備を優先した(学童保育クラブは後に)と言いますが、放課後子どもが安全に楽しく過ごせるクラブの確保は切実です。
さらに素案では、区民住宅や高齢者福祉住宅確保の中止、新たに住宅をつくらないとしています。高齢者福祉住宅は、現状でも数が少なく入居条件も厳しく毎年抽選となっていますが、入居できるのはごくわずかの人。これでは、公営住宅の少ない目黒区にあって、住むことができなくなってしまいます。
【JR跡地は売却】
中止の中には、JR跡地の有効活用も入っています。有効活用の中止は、JR跡地の売却を行うということです。貴重な区有地は、売却ではなく区民のために活用すべきです。
※区長との懇談会、皆さん参加しましょう
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今回の懇談会は、主に実施計画改定素案について説明が行われます。素案について、皆さんの声を上げていきましょう。
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●10月19日(金)東山住区センター・レクホール
●10月23日(火)高齢者センター・第1〜3集会室
●10月25日(木)中央町社会教育館・レクホール
●10月30日(火)目黒本町社会教育館・レクホール
●11月1日(木)緑が丘文化会館・第3研修室
●11月3日(土)総合庁舎・大会議室
※時間…庁舎は15時〜17時、それ以外は18時30分〜20時30分
「区有施設見直し」有識者会議始まる
初日から出てくる「売却・民間活用・施設統合」発言
15日、170区有施設見直しの有識者会議が始まりました。
4人の有識者は●根本祐二(東洋大)●山本康友(首都大)●藤村龍至(東洋大)●松村真理子(弁護士)の4氏、座長は根本氏です。
有識者会議は、来年10月まで毎月1回程度開催し、区長に区有施設見直しについて意見を提出します。
初日の会議では「目黒は不動産価値が高い。いらなければ売却も」「施設も機能(事業)も廃止と、機能を残して施設の廃止の2通りある」「売却だけでなく民間活用も…」などの発言がたくさん出ていました。
見直しという名の下で、売却ありきの論議です。区民の施設利用の実態や、施設の役割、そもそもの自治体の役割など横に置いた発言に驚くばかりです。今後の会議の行く先を、きちんと傍聴していきましょう。
当日30人近くの傍聴者が集まりました。来月の有識者会議は、11月27日夕方5時からです。
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