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自民・公明・民主・みんなの党の賛成で 学童保育、保育園、幼稚園の保育料値上げ！
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自民・公明・民主・みんなの党の賛成で
学童保育、保育園、幼稚園の保育料値上げ！
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１１日の文教子ども委員会で、学童保育、保育園、幼稚園の保育料を値上げする条例が、自民・公明・民主・みんなの党の賛成で可決されました。来年の４月から実施となります。
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【子育て世代に新たな負担増】
この１０年間で、民間企業に働く人の賃金は５０万円も減りました。その一方で、医療や介護などの保険料の負担は増えるばかりです。さらに子育て世代は、年少扶養控除の廃止によって所得税・住民税の増税。支給されていた子ども手当は廃止され、名前を変えた児童手当は削減です。厳しい家計状態に追い打ちをかけるように、保育料の一斉値上げ。
★学童保育の保育料は、月額６０００円が８０００円になります。（経過措置があり最初の２年間は７０００円ですが、翌年には８０００円に）
★保育園の保育料は、所得によって保育料は異なります。生活保護世帯Ａ〜住民税所得割５０００円以上Ｃ３までは、保育料の値上げはありません。しかし所得税３０００円Ｄ１〜新たに設けられた所得税４００万以上のＤ２５まで値上げされます。低所得者に配慮したと言いますが、Ｄ階層の中には、所得の低い世帯も含まれており、その世帯にも保育料の負担増となります。
★幼稚園の保育料は、月額７５００円が９０００円に。すでに入園している園児については現行の保育料になります。
区の保育料の値上げの考え方の基本は、受益者負担で「益」を受けているのだから負担せよというものです。
【公平性とは・・・？】
区は、今回の値上げの中でしきりに「公平性」を言います。
保育園については、保育園に入所している子と入所していない子との格差を埋めるため、認可保育園に入所している子と高い保育料の認証保育園に入っている子の保育料の格差を埋めるため、公平性を確保するためだというのですが…。
そもそも格差は、「認可保育園が不足してために保育園に入れない、認可保育園に入れないので保育料が高い認証保育園に入っている」で、生まれているのです。公平性を言うのであれば、足りない保育園を整備することです。
【出生率０．８７人 子育て支援の拡充を】
今回の値上げの中で、学童保育と保育園では第３子の保育料は無料になりました。多くの人が、第３子を産める状況になるといいのですが…。
フランスは、子育て世帯に様々な補助・手当を実施し、その対策の中で低い出生率が上がったことは有名です。全国の自治体の中でも出生率０．８７と低い目黒区。今回の区の対応は、子育て支援に逆行するもので、子育て支援の拡充こそ必要です。
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「もう限界」「つかれた〜」
介護の相談・悩みが増えています。Ａさんは、認知症の夫を介護。訪問するといつも元気な彼女が「つかれた〜」と一言。Ｂさんは、長年夫の介護をしていました。とても面倒見のいい彼女でしたが「家で介護をするのももう限界。特養ホームを考える」と電話がありました。Ｃさんは８０代後半の老老世帯。夫は入院。子どものいない２人はどうしていくのか…。他人ごとではありません。我が家も、義理の父母の介護。夫は介護に通う日々です。「社会全体で支える介護」の名の下で介護保険が導入されても、実態は家族にのしかかる介護です。介護を受ける人もする人も、肉体と精神はぎりぎり状態、さらに経済的な負担がのしかかります。
私は、特養ホームに入れない待機者、せめて重度の要介護４・５の人に、家族を支えるために区独自のホームヘルプをと提案しました。しかし、区長はノー「介護は介護保険の中で」の答弁。国の社会保障の貧困さと、区の冷たさを実感です。
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