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(公害)尼崎市における大気汚染対策と目黒区大橋の現状について
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尼崎市における大気汚染対策と目黒区大橋の現状について 2005.2.9視察報告
尼崎市は、大阪湾に下る広大な三角州上に立地している。今回現地視察した国道43号及びその上に被さって走る阪神高速神戸線は、市の湾岸方面を通り西宮市境の武庫川と大阪市境の左門殿川にはさまれた4.5km区間である。
この地域の住民は、自動車排気ガス大気汚染による健康被害がひどいため、公害認定患者を中心に2度の公害裁判を起こし、住民勝訴で勝利和解している。公害裁判史上画期的な国道43号公害訴訟と、尼崎公害訴訟である。
その和解条項や「あっせん」で合意した事項をふまえて、最高裁判決後現在も国道43号の環境対策が行われている。その内容は、たいへん多くの具体策を実施している。➊当初の10車線から、8車線をへて現在の6車線化が1998年概成した。
�‥攵軛�硝施設の設置(2002年稼動開始)、
��光触媒の塗布、❹特殊車両児童計測装置の設置(2002年完成)、
�G啜ぅ�ス等の状況を考慮した交通情報及び信号制御(2002年整備完了)、
�ご超�防災緑地(継続中)、
�ケ萋暫篭莊弉茵�2001〜2003年)、
��常時測定所の新設(1997年度、2001年度)。
�Г泙拭∈綽盛眤�神戸線の対策として、さらに南側を走る高速道路湾岸線の通行料を割引き、神戸線の交通量を湾岸線に導くことにより、沿道環境の改善を図る環境ロードプライシング(2001年11月から継続して実施。2004年2月からは、県が主体となり割引率をあげて社会実験を実施している。)
さらに、尼崎市の独自の取組みも粘り強く行っている。(公害対策課長の説明によれば、国等関係機関に対して「うんざりされるほど」毎年自動車公害対策の推進を要望しているとのこと)
その内容は、
� ̄萋惨超�の把握・・・自動車排出ガス測定局(市1ヵ所・環境省1ヵ所、阪神高速道路公団2ヵ所)の設置と管理。簡易測定法による窒素酸化物の分布調査、自動車騒音測定3ヵ所、道路交通振動測定2ヵ所など。
��沿道法による地区計画の策定・・・国道43号のほぼ全沿道について「幹線道路の沿道の整備に関する法律」で規定する沿道地区計画を策定(13〜15年度)。
�9馘�関係機関への要望・・・国道43号沿道の西宮市、芦屋市とともに、昭和46年度から、国等関係機関に対して毎年自動車公害対策の推進を要望。
�ぜ�動車公害防止の啓発事業等の推進・・・ノーマイカーデー運動(平成2年度〜)、低公害車の普及促進(民間助成、公用車への導入:平成2年度〜)などの啓発事業の推進。
�ゴ愀顕餤弔悗了臆叩ΑΑ�国(近畿地方整備局)が、16年7月に更なる環境対策を推進するため設置した「国道43号周辺地域環境会議」に参画(構成:学識経験者、国の関係機関等、警察、地元自治体、事業者、沿道関係者)。
現地視察を行い、実際に沿道4.5kmの環境対策を目の当たりにし、尼崎市では、実に多くの対策を実施しているのに驚いた。
一方、目黒区の大気汚染対策は、どうだろうか。右の図は、目黒区大橋の現状と尼崎市武庫川の自動車排気ガス測定局の10年分のデータをグラフにしたものである。大橋の空気の方がずっと汚れている。まさに、具体策の実施は国・都・区・公団の責務である。
【添付ファイル】 目黒区大坂橋の方が尼崎市武庫川よりも大気汚染が深刻だが、局地汚染対策は、先送りされてきた
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