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■319号 くらしを守る緊急要望
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区議団は、8月29日青木英二区長に対し、「くらしを守る緊急要望」を提出しました。
内容は、次のとおりです。
負担ばかり増える
小泉内閣の下で進められている庶民増税は、区民生活を深刻な状況に陥れています。
この間、区が送付した納税通知書、国保料の通知書、介護保険料の通知書、70歳以上の高齢者窓口負担が2割、3割になる通知書などに問い合わせが殺到するなど、収入が増えないのに負担ばかり増えることに怒りと不安が広がっています。
今、目黒区に求められていることは、区民のくらしに心を寄せ、きびしいくらしを支える施策を直ちに実施することです。
以下の施策に緊急に取り組むよう強く要望いたします。
高齢者のくらし
①金銭給付事業として「高齢者のくらし支援事業」を創設し、社会保障制度や税制の「改正」の影響を受けてきびしくなっている高齢者のくらしを支えること。
②国保料が払えない区民に対して行っている資格証明書の発行や医療保険証のとりあげについては、せめて65歳以上の高齢者は取り上げ対象からはずし、保険証を渡すこと。
③介護保険制度の見直しで、介護ベッドなどの福祉用具が介護給付からはずされる問題については、厚労省の連絡文書を全事業者に徹底させるとともに、区が独自に貸し出し制度をつくるなどして、自立に必要な高齢者からベッドを取り上げない対応策を実施すること。
子育て世代のくらし
④子ども医療費・通院費の無料化を早急に中学3年生まで拡充すること。
生活保護世帯のくらし
⑤老齢加算や母子加算がなくなる中で、法外援護事業の拡充として、夏期・冬期の見舞金支給制度を、区独自施策として復活すること。
障害者のくらし
⑥自立支援法により負担が増えた障害者に対し、区独自の軽減事業を立ち上げ、実施すること。
⑦安定的な施設運営ができるよう、区独自の支援事業を行うこと。
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