森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

■258号 統廃合校の基本構想(素案)示される



目黒中央中学校新築工事基本構想(素案)示される

 2中、5中、6中の統廃合により、5中の跡地に設置される目黒中央中学校新築工事基本構想(素案)が17日、議会運営委員会に示されました。

教科教室方式とは

 新設中学は、鉄筋4階建て、15学級を想定した計画です。その大きな特徴は、教科教室型運営方式を採用していることです。生徒の生活の場でもあるクラスごとの普通教室はなく、朝会などの学級集会は、ロッカー室兼談話室、共通スペースを利用しておこないます。この授業方法は、先生が各クラスに移動するこれまでの方式ではなく、毎時間ごとに生徒が教科教室に移動する方式です。通常先生は、職員室ではなく、各教科室に隣接した教科準備室にいます。

文科省のおすすめ

 最近、文部科学省が、教育改革として進めている方式です。� 屬海譴泙任硫莪豬振軌蕁∪古未魎浜�・束縛するという考え方を転換し、生徒の主体性を尊重し、個性をのばす」という理念に立って、�◆崋�業に受け身でなく、主体的にむかう姿勢をつくる」��「教科の特質をいかした教室にすることで、学習意欲や関心をひき出す」�ぁ屮�ラスの固定的人間関係のもとで息がつまり、不登校も生んでいる状態を変え、すべての生徒の居場所をつくる」�ァ屬修譴蘯�由放任でなく、自分の判断でつぎの教室に行かねばならないという自己責任がともなう」などとしています。 

慎重に検討を

 都内には数例、全国的にもまだ少ししか普及していません。目黒区でも過去に「教科教室型授業」をやめた学校があります。1960年代に建設された目黒1中がこの方式を採用していましたが、程なくやめてしまいました。学校施設計画課としては、学級としての居場所もなかった当時の1中とは違うとしていますが、良い点と問題点をしっかりふまえ、どのような中学校にしていったらよいか、慎重に検討する必要があります。

全国の事例から問題点も

 これまでの全国の事例から、問題点としては、�.�ラスの部屋が安定的に確保されないために子ども同士のつながり希薄化する。クラスという単位で培われてきた生徒集団が崩れる心配がある。�△海譴泙任漏惶藹乎弔鯤貘里砲靴董∪萓犬蓮�学習面も生活指導の面も見てきた。生徒は、友だちづくりも学級集団を基礎にしていた。しかし教科教室型では、ホームベースがあるとはいえ、毎時間の移動で学級集団への所属感は確実に薄れる。��生徒と担任とのつながりは、薄くなる。「これまではこのクラスのこの席はAくんの席というのがすぐわかっていた。しかし教科教室型では、同じ教室に1年から3年までつぎつぎに生徒がやってきて、好き好きに座る。だれが欠席か…把握できない。」�ざ技佞�教科準備室にそれぞれ分かれることで教師集団のコミュニケーションは維持されるか心配。教員も朝の打ち合わせの際に職員室に集まるが、その後は基本的に教科教室に隣接された研究室で授業準備や研究に取り組むため、教員同士のコミュニケーションが希薄になることが懸念される、などです。

危惧の部分をどうする

 「見学に来られる学校の多くが、教科教室型の危惧の部分をどう解決するか課題をもって視察にくる」と教科教室方式を導入したある中学の校長はいいます。
 統廃合の強行とともに、学校のあり方まで大きく変えられようとしています。多くのみなさんのご意見をお待ちしています。


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