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目黒区実施計画改定素案についての意見を提出しました

 日本共産党目黒区議団は11月20日、区に対し目黒区実施計画改定素案についての意見を提出しました。内容は次の通りです。

目黒区実施計画改定素案についての意見

                       2017年11月20日
                       日本共産党目黒区議団

 実施計画改定素案には、喫緊の重要課題である子育て支援、認可保育園、児童館、学童保育クラブの整備や、2000年来整備されてこなかった特別養護老人ホームの整備が盛り込まれ、また防災行政無線のデジタル化の推進などが防災対策に盛り込まれるなど前進する計画もあります。しかし、その一方、街づくり支援では住民の暮らしを脅かす再開発が懸念される計画も盛り込まれています。区民の命と暮らしを守る立場から、以下意見と提案をします。
             
               記

1、一刻も早く待機児を解消するために、計画の前倒しと区立保育園の整備計画をつくること。
2、上目黒・東山・鷹番保育園の廃止計画を撤回し、区立保育園として整備すること。
3、整備が遅れている西部地域の学童保育クラブと法務局目黒出張所跡地などの新たな整備については、公設公営で計画を盛り込むこと。
4、新たな特別養護老人ホームの計画が盛り込まれましたが、700人を超す待機者を解消することはできません。国公有地など活用しさらなる整備計画をつくること。
5、地域包括支援センターを現行5カ所から、直営の1カ所を含む10カ所の整備計画をつくること。さらに地域福祉審議会の答申で示された地域包括支援センターのブランチ(支所)を早急に整備すること。
6、区立第七、第八、第九、第十一中学校の統合計画は止め、少人数学級の実現に力をつくすこと。
7、文化ホールの音響などの設備改修と合わせ、手すりや階段などのバリアフリー化に向けた検討計画を盛り込むこと。
8、碑文谷体育館の改築・改修計画を盛り込むこと。
9、民間住宅の耐震化を促進するためにも、木造住宅耐震診断費用の全額助成を行い、耐震改修工事費の助成額を引き上げること。
10、耐震基準を満たしていない区民センターの一部については、きちんと対策をとること。
11、足りない公的住宅を確保するために、高齢福祉住宅、区営住宅の整備計画をつくること。
12、家具の引き取り修理・再生シルバーアトリエ事業については、再開に向けた検討計画を盛り込むこと。
13、街づくりの支援については、住民の声をきちんと聴き住民主体の街づくりとして取り組むこと。
14、自由が丘駅周辺整備については、大型開発を優先することなく歩いて楽しめる従来の自由が丘の良さを基本とした街づくりとすること。
15、西小山周辺街づくりの推進については、基本を低層の街づくりとして推し進めていくこと。
16、目黒駅周辺地区の整備については、住民追い出しの大型再開発優先の街づくりは行わないこと。
17、中目黒2丁目防衛省跡地の活用に向けて、東京都・渋谷区と話し合い調整をし、計画を盛り込むこと。
18、駒場2丁目公務員住宅跡地の活用に向けて、保育園など具体的な施設整備計画を盛り込むこと。
19、生産緑地の保全に向けた検討を盛り込むこと。
                            以上


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