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「西小山街づくり整備計画素案」への意見

日本共産党目黒区議団は「西小山街づくり整備計画素案」への意見を出しました。内容は次の通りです。

1.街づくり整備を進める上において、あくまでも住民が主体になった街づくりを進めるとともに、区としても情報公開を強めていねいな説明を行うこと。

2.全体的に道路拡幅と沿道の不燃化・共同化に偏重している計画である。狭あい道路の拡幅やそれにかかわるルールづくりは必要だが、道路と沿道整備だけでは、街全体の不燃化・耐震化にはならない。木密地域不燃化10年プロジェクトによる助成とともに、整備対象地域全体の建物を視野に入れた耐震化助成を拡充すること。

3.木密地域不燃化10年プロジェクトで保障される助成制度を、2020年度以降も使えるようにするとともに、都が全額財政措置するよう、引き続き東京都に働きかけること。

4.都市計画道路補助46号線の拡幅・整備を災害に強い街づくりのための「延焼遮断帯」と位置づける手法は真の災害対策とはならない。現に、品川区の補助46号線ではタクシーなどの路上駐車が増え、大地震時などに新たな火災の発生などにつながる可能性がある。都市計画道路補助46号線の強引な拡幅はやめること。

5.また、特定整備路線として補助46号線は2014年度から2020年度までの7年間の整備である。この短期間では合意がないまま住民が追い出されることが起きかねない。「特定整備路線」の指定を取り消すこと。

6.賃貸の小売店や事業者の営業補償、および賃貸住宅に住んでいる住民の補償を万全に行うこと。墨田区京島地区の街づくりのように、従前居住者住宅の設置を追求すること。

7.URが持っている土地をタネ地にした高層建築推進は行わないこと。

8.西小山周辺の街づくりにかかわる財政計画を素案に盛り込むこと。

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