日本共産党目黒区議団 > 党の政策 目次 > 党の政策 詳細

党の政策

▶ 一覧に戻る

区立幼稚園の廃園「決定」は撤回を=日本共産党区議団が教育長らに申し入れ

image
7月14日、大塩晃雄教育長に廃園計画の撤回を申し入れ

計画の撤回を

 共産党区議団は、7月14日、青木英二区長と大塩晃雄教育長に対し、区立からすもり及びふどう幼稚園を廃園する基本的方向を撤回すること、区立幼稚園のあり方の検討を改めて行うことなどを要請しました。
 要請書の内容は、区立幼稚園の廃園に反対している保護者のみなさんと懇談し、寄せられた要望をもとにつくりました。

説明会の周知を

1、区教委は、7月26日から28日にかけて、区立幼稚園5園において説明会を実施することにしています。しかし、区報掲載は、前日7月25日であり、お知らせを保護者など一定の範囲に配布することにしましたが、周知が不十分です。小学校に説明会開催のお知らせを配布するとともに、町会や住区掲示板に大至急掲示するなど周知を徹底すること。

区立幼稚園のあり方検討を

2、区立幼稚園のあり方をめぐって、約10年前には検討委員会を立ち上げて検討した経緯がありました。現在、幼保一元化など幼稚園をめぐる状況が大きく変化する中で、区立幼稚園について新しい方針を出すのであれば、保護者代表や学識経験者などを加えた検討委員会を設置すること。

懇談協議会を

3、「区立幼稚園見直しの基本的方向について(案)」に関わり、区民・区立幼稚園保護者の納得が得られるまで必要十分な説明責任を果たすとともに、区民・保護者の意見要望を聞き、誠意をもって応答することが重要です。そのための懇談協議会を設置すること。

区民不在の決定は撤回せよ

4、「区立幼稚園見直しの基本的方向について(案)」に関わり多数の区民から陳情が提出され、継続審査になっています。目黒区及び教育委員会は、陳情審査も始まっていない6月17日政策決定会議において、(案)を取り除き、ふどう・からすもりの2園を廃園する基本的方向を「決定」しました。区民関係者への説明もまともに行わないし意見も聴くこともなく政策決定したことは重大です。目黒区政策決定会議での「決定」は撤回すること。