森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

567号 学童保育・児童館で前進



検討結果報告

 目黒区は、8月31日区議会に「保育所待機児童対策、学童保育クラブ超過対応及び児童館未整備地区への対応に関する取組の方向性について」区有施設や国公有地活用についての総ざらい的な検討結果を報告しました。

待機児ゼロは

 目黒区は2年続けて待機児率がワースト1。今年4月入所の申し込みでは、定員1013人に対し2049人となり、入所倍率は2倍を超えています。今回発表の保育所待機児童対策については、相変わらず、2017年4月に向けた待機児ゼロへの意気込みが伝わらない内容です。

意気込みなし

 区は、国の待機児童の定義に従い、育休中など349人や保育室など認可外保育施設利用等229人などを除いた299人を待機児童とし、「保育園落ちた」実数に比べて相当少ない数です。しかも、この「待機児」ゼロさえ、2019年4月まで先延ばししています。

賃貸型頼み

 その上、乳幼児人口や要保育率の推計が正確かどうか疑問です。また、整備予定数の半分を賃貸型認可保育所に頼っています。昨年度、賃貸型3か所を計画していましたが、民間事業者の応募はゼロ。民間任せにして進まなかったことを反省していません。区立保育園整備に転換すべきです。

提案が実る

 一方、共産党区議団は、駒場国家公務員宿舎跡地や法務局目黒出張所跡地、その他使っていない国公有地を積極的に使うことや、新たに民有地を購入するなどして認可保育園整備を進めること。中目黒スクエアやエコプラザなど、区有施設をもう一度すべて見直し、緊急に整備することを提案してその結果、油面小隣地の国有地に60人、法務局目黒出張所跡地に120人、東山住区レクホール跡に30人など新たな整備予定が示されました。

学童保育を増設

 学童保育クラブ超過対応については、子どもを詰め込むのではなく増設によって解消すべきと提案してきました。
 2017年4月に向け、中目黒スクエア5階青少年プラザ和室等の活用で中目黒50人、既存施設活用で区民センター40人、ひもんや10人、不動60人を拡充。烏森と東山は、上目黒5丁目駐車場用地の活用で拡充。
 2018年以降、旧平町エコプラザ跡施設活用で70人、法務局跡地に40人、小学校への移転拡充を検討するなどして学童保育クラブ超過対策を行うとしています。

児童館を増設

 児童館未整備地区への対応については、西部地区は旧平町エコプラザに、南部地区は法務局跡地に整備します。


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