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■372号 高層ビル待った!
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全域に高さ制限
高層ビルの建設による住環境や景観の悪化を抑えるため、目黒区全域で建築物の高さを制限することになりました。
その一次素案が11月9日付の「めぐろ区報」で周知されるとともに、22日の北部地区説明会を皮切りに全6回の説明会が行われています。
陳情が力に
青葉台3丁目の国道246号線沿いには33階145mの超高層ビル建設が進められています。建築主の住友不動産は住民側の主張に基づき3~4回変更しましたが、チビチビした変更にとどまり住民の要求とはかけ離れた高さでの着工でした。
こうした中で、周辺住民は、高さを規制する絶対高さ制限の導入を求める陳情を昨年区議会に提出しました。
60mまで
今年2月着工はされましたが、区議会での審議などを反映して、区は、区内全域での高層ビルの建設を制限する一次素案を発表しました。容積率が150~200%のところは17m、300~400%では20~40m、500~700%のところは40~60mに制限されました。
大規模敷地の特例
大規模敷地においては、特例により、敷地面積に応じて1・2倍、1・5倍、2倍に高さが緩和されます。
145mの半分、75mしか建たない
青葉台3丁目計画の場合、7000㎡の真ん中の線で容積率が異なり、それぞれ3000㎡に応じた緩和措置1.5倍を受けます。沿道から30mの500%部分は高さ制限が50mですが、その緩和を1・5倍まで受けることによって75mに、住居地域300%の部分は20mの1・5倍の30mまでしか建てられなくなります。
12月10日まで意見募集しています。早期に施行させましょう。
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